新築ホームシアターの作り方|配線計画と予算別4セット【2026年版】
新築・注文住宅でホームシアターを作るときに設計段階で決めることを解説。天井の下地補強・コンセント位置・HDMIの空配管に加え、BenQ TK705i×キクチ CE電動、Optoma G1×AWOL VISION ALRなど約24〜61万円の予算別4セットを紹介します。
目次
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家を建ててから「天井にコンセントを付けておけばよかった」と気づいても、壁と天井を閉じたあとの追加工事は費用も手間もかかります。新築でホームシアターを作るなら、機器選びより先に、設計段階で配線と下地を決めておくことが大切です。
この記事では、新築・注文住宅でホームシアターを作るときに工務店と決めておくことと、プロジェクター×スクリーンの予算別4セットを紹介します。
この記事で提案する新築ホームシアターのセット構成
- セットA(約24万円): Epson EH-TW6250 × DINAH 電動 120インチ。4K Enhancedと120インチ電動で始める
- セットB(約48万円): BenQ TK705i × キクチ CE 電動 100インチ。4K・3000ANSIルーメンと国産電動スクリーン
- セットC(約46万円): Optoma AZH460 × シアターハウス 電動 120インチ。4000ANSIルーメンと天井埋め込み
- セットD(約61万円): Optoma G1 × AWOL VISION ALR-C120。超短焦点で天井工事なし
迷ったらセットB: 4K・3000ANSIルーメンの本体と国内メーカーの電動幕を組める、明るさと画質のバランスが良い構成です。
金額は記事作成時点のAmazon参考価格の合計です。工事費と音響機器は含みません。
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引き渡し日に合わせて、受注生産品の納期もあわせて確認しましょう。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。
新築のホームシアターで設計段階に決めること
壁と天井を閉じる前にしかできない工事が4つあります。間取りと電気配線の打ち合わせで、工務店に伝えておきましょう。
| 決めること | 天吊りプロジェクター | 超短焦点プロジェクター |
|---|---|---|
| 天井の下地補強 | プロジェクター金具と電動幕の位置に必要 | 不要(壁掛けする位置に壁下地) |
| コンセント | 天井付近(本体用・電動幕用) | テレビ台の位置 |
| HDMIの空配管 | テレビ台・AV機器の位置から天井まで | 原則不要(同じ台の上で完結) |
| スクリーンの収納 | 天井埋め込みにするなら開口を設計 | 壁掛けか床置き |
天井の下地補強とスクリーンの位置
天吊りの電動式とプロジェクター金具は、天井の下地がある位置に固定します。新築なら、取り付け位置に合わせて下地を補強してもらえます。幕を天井内に隠したい場合は、ケースなしの電動式を選び、天井に開口と収納ボックスを設計します。
コンセントとHDMIの空配管
天吊りのプロジェクターは天井付近に電源が必要で、電動の幕にも別に電源が要ります。HDMIケーブルは壁の中に直接埋めず、空配管(CD管・PF管など)を通しておくと、将来の規格変更でケーブルを交換できます。4K映像にはHDMI 2.0以上(18Gbps対応)が必要で、長い距離にはアクティブ型のケーブルを使います。
照明と窓の計画
画面付近のダウンライトは、映像に光が当たらない位置にするか、個別に消せる回路に分けます。窓が画面の横や正面にある場合は、遮光カーテン用の下地やカーテンボックスも設計しておくと、昼間の視聴が楽になります。
新築ホームシアターのプロジェクター選びのポイント
本体は、設置位置から逆算して種類を決めます。
- 投射比を確認する: 必要な投影距離は「スクリーン横幅×投射比」です。100インチ(横幅約2.21m)を投射比1.3で映すなら約2.9m、120インチ(横幅約2.65m)なら約3.4m後ろに置きます
- 明るさを確認する: リビングで使うなら2,000ANSIルーメン以上が目安です。120インチは100インチより画面が暗く見えるので、明るさに余裕を持たせます
- 天吊りか超短焦点かを決める: 天井に配線できない間取りなら、テレビ台に置く超短焦点機も候補です
投射比ごとの距離は投射比と投影距離の解説、部屋の寸法を入れて計算するなら設置スペース計算機が便利です。天吊り金具の取り付けそのものはプロジェクター天吊り設置ガイドで解説しています。
新築ホームシアターのスクリーン選びのポイント
設置方法と投写する機種の種類で絞り込みます。
- 電動天吊り(ケースあり): 天井に取り付けるだけで、後付けにも対応しやすい
- 電動天吊り(ケースなし): 天井内に埋め込み、使わないときは見えなくなる。新築向き
- 超短焦点用ALR: 超短焦点プロジェクター専用。標準焦点プロジェクターでは使えない
ゲイン値は高いほど良いわけではありません。ゲイン1.0が基準で、上げるほど正面は明るくなる代わりに視野角が狭まります。家族が横に並んで観るリビングなら、ゲイン1.0前後のホワイト系が扱いやすい選択です。
プロジェクターとスクリーンの相性と予算配分を確認する
新築のホームシアターで最も避けたいのは、機器の組み合わせの間違いです。超短焦点プロジェクターには超短焦点用ALRスクリーンが必要で、逆に標準焦点プロジェクターでは超短焦点用ALRスクリーンは使えません。購入前に相性チェッカーで組み合わせを確かめてください。
映像機器と音響への予算の分け方は、予算配分アドバイザーで総予算から目安を出せます。昼間の明るさが気になるリビングなら、ALR必要度判定ツールでALR素材が必要かも確認しておきましょう。
セットA:4K Enhancedと120インチ電動で始める(約24万円)

エプソン ドリーミオ ホームプロジェクター hdmi EH-TW6250 4KE 2800lm
エプソン ドリーミオシリーズの4K Enhanced対応ホームプロジェクター。3LCD方式・2800lmの高輝度でレインボーノイズなしの色鮮やかな映像を実現。Android TV端末(ELPAP12)が同梱され、開封すぐにNetflixなどストリーミングサービスを楽しめる。
- 4K Enhanced対応・2800lmの高輝度3LCD方式で鮮明な映像を実現
- Android TV端末(ELPAP12)同梱・ストリーミングサービスをすぐに利用可能
- 国産エプソン品質の色再現性・3LCD方式でレインボーノイズなし
- Wi-Fi・Bluetooth対応・スマートフォンのミラーリングにも対応
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¥147,209

DINAH 120インチ 電動プロジェクタースクリーン リモコン付き 自動エアインドアドロップダウン、電動4K 3D HDプロジェクション 映画用
4K/3D/HD対応の120インチ大画面電動プロジェクタースクリーン。リモコン付きで天吊り設置でき、エアーインドアドロップダウン方式で大画面でも扱いやすい設計。280件超えの高評価レビューが安定した品質と使いやすさを証明するエントリー向けモデル。
- 120インチ大画面で本格的なホームシアター環境を構築
- 4K/3D/HD対応・リモコン付き電動タイプで操作も簡単
- 280件超の高評価レビューが安定した品質を証明
- 天吊り設置対応・大画面と手軽さを両立したエントリー120インチ
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¥72,609
Epson EH-TW6250は、4K Enhanced対応・2800lmの3LCD方式で、Android TV端末が同梱されています。DINAH 電動 120インチは、リモコン付きの電動天吊り式で、購入者レビューは306件件あります。
向いている人: 費用を抑えて120インチの電動式を付けたい人 / 天井工事の費用を機器より優先したい人
セットB:4K・3000ANSIルーメンと国産電動スクリーン(約48万円)

BenQ TK705i 4K ホームプロジェクター 3000ANSIルーメン LED HDR-Pro 自動縦横台形補正 Google TV搭載
BenQ TK705iは投写比1.3で2.2mから100インチ投影できる4Kホームプロジェクター。3000ANSIルーメンとHDR-Pro対応で明るい部屋でも鮮明、Google TV搭載でNetflix等に対応する。
- 投写比1.3でわずか2.2mから100インチ投影が可能な単焦点仕様
- 3000ANSIルーメンとHDR-Pro対応で昼間の明るい部屋でも鮮明な映像
- Google TV搭載でNetflix公式アプリなど15,000以上のアプリに直接アクセス
- HDMI2.1・4K/60Hz低遅延対応でSwitch 2など次世代ゲーム機も快適
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¥229,000
![キクチ科学研究所 電動巻上式スクリーン ブラック [電動] CE-100HDCW-BK](https://m.media-amazon.com/images/I/31Krd0UtbQL._SL500_.jpg)
キクチ科学研究所 電動巻上式スクリーン ブラック [電動] CE-100HDCW-BK
老舗国産ブランド・キクチ科学研究所のCEシリーズ電動天吊りスクリーン100インチ。スリムなブラックケースに4K対応ホワイトマット生地と静音モーターを搭載し、本格ホームシアターの新設に向く。
- キクチ科学研究所CEシリーズ・スリムなブラックケース天吊り電動式
- 4K/フルHD対応のホワイトマット生地を採用し高精細な映像を鮮明に再現する
- 静音設計のモーターを搭載し上映中の巻き上げ音が気にならず快適に使用できる
- 100インチの大画面に対応し本格的なホームシアター新設に適したモデル
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¥255,200
BenQ TK705iは、投写比1.3の4Kプロジェクターで、3000ANSIルーメンとGoogle TVを備えます。キクチ CE 電動 100インチは、国内メーカーのスリムなブラックケースと静音モーターの電動式です。
向いている人: 4K画質と明るさを両立したい人 / 国内メーカーの幕を選びたい人
セットC:4000ANSIルーメンと天井埋め込み(約46万円)

Optoma レーザープロジェクターAZH460 フルHD 4000ルーメン 光源寿命3万時間 30~322インチまで対応 1.6倍ズーム 台形補正
Optomaのレーザー光源フルHDプロジェクター。4000ANSIルーメンの高輝度とDuraCore技術で3万時間の長寿命を実現し、会議室からホームシアターまで幅広く使える一台。
- 高解像度Full HD・明るさ4,000ANSIルーメンの高輝度レーザー光源
- DuraCoreレーザーで最大30,000時間のエコモード長寿命駆動
- コントラスト比300,000:1・水平垂直±30°の広い台形補正
- IP6X防塵設計と360°設置に対応し天井・縦置きも自由に選べる
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¥314,300

シアターハウス プロジェクタースクリーン 電動 120インチ リモコン ケースなし (16:9) ブラックマスク 吊り下げ 静音 日本製 BDR2657WEM
大画面120インチで本格ホームシアターを実現するシアターハウスの電動スクリーン。ケースなしタイプで天井埋め込み設置に最適。国産ならではの精密なスクリーン素材と静音モーターで、4K映像を最大限に引き出す。
- 120インチ大画面で没入感のあるホームシアター体験
- 日本製・精密スクリーン素材で4K映像を忠実再現
- 静音モーター搭載・RF/IRリモコン付き
- ケースなしタイプで天井埋め込み設置に最適
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¥148,100
Optoma AZH460は、4000ANSIルーメンのレーザー光源とフルHD解像度で、1.6倍ズームと360°設置に対応します。光源は最大3万時間(エコモード)です。シアターハウス 電動 120インチはケースなしで、天井に埋め込むと使わないときは見えなくなります。照明をつけた明るさでも観たい、広いリビング向けの構成です。
向いている人: 新築で天井埋め込みを計画している人 / 明るさを最優先したい人
セットD:超短焦点で天井工事なし(約61万円)

超短焦点 4K UHD HDR対応 レーザー DLPプロジェクター Optoma オプトマ G1 ブラック
Optomaの超短焦点4K UHDレーザープロジェクター。約25cmの距離で100インチ大画面を投写でき、狭い部屋でも設置しやすい。ドルビーオーディオ搭載で単体視聴にも対応する。
- 約25cmの近距離から100型の大画面を投写できる超短焦点設計
- 4K UHD・HDR10対応で830万画素の高精細映像を完全再現
- コントラスト比2,000,000:1・BT.709色域を121%カバー
- ドルビーオーディオ2.0スピーカーを内蔵し単体でも迫力視聴が可能
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¥339,000

AWOL VISION ALR プロジェクタースクリーン 壁掛け式 120インチ 16:9 超短焦点対応 高コントラスト 環境光カット95% 視野角170° 4K・8K対応 ホームシアター対応 会議用 フレネル 固定フレーム (ALR-C120)
超短焦点プロジェクター専用に設計されたAWOL VISIONのALR壁掛けスクリーン。黒栅・レンチキュラー構造で環境光を95%カットし、リビングの照明下でも高コントラストな映像を保つ。
- 特殊光学構造により環境光を最大95%カットし白飛びを防止する
- 黒栅構造により黒の締まりと高コントラストを実現し映像に奥行きを与える
- 視野角170°の広い範囲でムラのない均一な輝度を常に維持できる
- 超薄型固定フレーム(10〜15mm)で高級感ある仕上がりに仕上がる
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¥269,800
Optoma G1は、約25cmの距離から100インチを映せる超短焦点の4K UHDレーザープロジェクターです。AWOL VISION ALR-C120は超短焦点専用の120インチALRスクリーンで、環境光を最大95%カットする光学構造を持ちます。天井に配線も補強も要らないので、設計がほぼ固まったあとでも取り入れられます。
向いている人: テレビ台の位置にプロジェクターを置きたい人 / 天井の工事を避けたい人
予算別4セットの比較表
| 項目 | セットA | セットBおすすめ | セットC | セットD |
|---|---|---|---|---|
| プロジェクター | Epson EH-TW6250 | BenQ TK705i | Optoma AZH460 | Optoma G1 |
| 輝度 | 2800lm | 3000ANSIルーメン | 4000ANSIルーメン | 2500ルーメン |
| 解像度 | 4K Enhanced | 4K | フルHD | 4K UHD |
| 投影比 | 記載なし | 1.3 | 1.6倍ズーム | 0.25(超短焦点) |
| 光源 | ランプ | LED | レーザー | レーザー |
| スマートTV | Android TV(端末同梱) | Google TV | なし | なし |
| スクリーン | DINAH 電動 120インチ | キクチ CE 電動 100インチ | シアターハウス 電動 120インチ | AWOL VISION ALR-C120 |
| 天井工事 | 必要 | 必要 | 必要(埋め込み) | 不要 |
| 価格 | 約24万円 | 約48万円 | 約46万円 | 約61万円 |
新築ホームシアターの設置と配線の流れ
- 設計段階: スクリーンの位置・サイズとプロジェクターの設置位置を決め、下地補強・コンセント・空配管を図面に入れる
- 内装工事の前: 配管の経路と通線用のガイドワイヤーを確認する
- 引き渡し後: 幕を取り付け、プロジェクターの位置を投影距離に合わせて固定する
- 調整: 台形補正に頼らず、本体の位置で光軸を合わせる。デジタル補正は解像感が落ちるため最小限にする
画面の下端は床から80〜100cm程度にすると、ソファに座ったときに見やすくなります。
購入順序のアドバイス
スクリーンの位置とサイズを先に決め、プロジェクターはそのあとに選びます。シアターハウスなどの受注生産品は届くまで時間がかかるため、引き渡し日から逆算して注文してください。本体は新しいモデルが出やすいので、入居の直前に購入しても間に合います。
新築ホームシアターの注意点
- 超短焦点用ALRスクリーンは標準焦点プロジェクターでは使えない: セットDのALR-C120は、超短焦点プロジェクター専用です
- 下地補強の位置は機器の寸法で決まる: 電動式のケース幅やプロジェクター金具の位置は製品ごとに違うため、候補の製品を工務店に伝えてから図面を確定させます
新築ホームシアターの作り方まとめ
新築でホームシアターを作るなら、設計段階で下地・コンセント・空配管を決めておくことが、機器選びより先の一歩です。
- 費用を抑えて120インチ → セットA(Epson EH-TW6250 × DINAH 電動 120インチ)
- 4K画質と国産スクリーン → セットB(BenQ TK705i × キクチ CE 電動 100インチ)
- 天井埋め込みと明るさ → セットC(Optoma AZH460 × シアターハウス 電動 120インチ)
- 天井工事なしの超短焦点 → セットD(Optoma G1 × AWOL VISION ALR-C120)
既存の住まいで組む場合はリビングホームシアターの作り方、予算から組み合わせを考えるならホームシアター予算別セットもあわせてご覧ください。
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